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2025/04/15弁理士ブログ

花粉症

春分を過ぎると昼の方が夜よりも長くなり、日ごとに温かさが増していくのを、身をもって感じるようになります。それまで葉が落ちて寒々としていた山の樹々が芽吹き始め、ウキウキして出かけたくなるのもこの頃です。そんな楽しいはずの季節が、いつの頃からかスギやヒノキの花粉に悩まされる、いやな季節になっていました。

 花粉飛散量予測によると、今年は例年よりも多く、特に近畿地方は非常に多くなるとのことでしたので、ある程度覚悟はしていたのですが、予想は裏切らず、これまでで一番酷いといっていいほどの花粉症の症状に悩まされています。

 

花粉の飛散量は雄花の着花量(花粉生産量)に依存することから、わが国では花粉症対策として、スギやヒノキの少花粉品種、低花粉品種の開発が進められています。

(国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 林木育種センターホームページ、https://www.ffpri.affrc.go.jp/ftbc/business/sinhijnnsyu/kafunsyotaisaku/kafunsyotaisaku.html

令和5年度末の時点で、スギについて少花粉品種147品種及び低花粉品種16品種が、ヒノキについて少花粉品種55品種がそれぞれ開発され、花粉を飛散させる品種のスギ・ヒノキ人工林が伐採された後に植える苗木を少花粉品種、低花粉品種に切り替えていっているようです。

(林野庁ホームページ、https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/kafun/hinsyu.html)。

 

といっても、わが国に存在するスギ人工林は広大で(令和4331日現在で441ha)、花粉飛散量が減ったことを実感できるようになるのは、まだまだ先の話。当面の対策として、花粉症に効く食べ物や飲み物、グッズ等を探していたところ、「れんこんヨーグルト」という食品をみつけました。

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(商標登録第5296868号、https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/TR/JP-2009-039933/40/ja

商標権者は秋田県にある株式会社栗駒フーズですが、令和5年3月に閉業しており、残念ながら「れんこんヨーグルト」を購入することはできませんでした。

市岡 牧子

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