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2023/12/25弁理士ブログ

(不)健康診断

毎年、11月か12月に健康診断を受けていますが、
体重や胴囲を始めとして、幾つもの指標で引っ掛かります。
「健康診断」というよりも「不健康診断」と言った方が
実態に合っているのではないかと思います。

そんな中で唯一、去年まで引っ掛かっていた血圧が
今年は正常範囲内に収まりました。
と言っても、健康になった訳ではなく、
医者から貰った薬のおかげ(ドーピング?)なのですが...。

当初はいわゆる「新薬」が投与されていたのですが、
今年の6月に新たにジェネリック薬が発売され、
そちらに切り替えたところ、
薬代が一気に3分の1くらいまで安くなりました。
それでもって、薬の効きが悪くなった、ということはなく、
新薬と同じ位の効能を実感しています。

ジェネリック薬は、新薬の特許権が消滅(期間満了)することで、
新薬を開発した製薬会社以外の会社から販売されるものです。
新薬もジェネリック薬も、製造コストはさほど変わらないはずですので、
この価格差は、新薬の開発コストの回収と、
失敗するかもしれないリスクを冒して新薬を開発した製薬会社へのリターンに
当てられる、と理屈上は理解しています。

しかし、この価格差を見ると、国がやたらにジェネリック薬を推すのも
無理はないかと思います。

谷口 聡

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