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ニュース

2013/08/19商標

新トップレベルドメイン「.kyoto」

 先日のニュースによると、来年の夏にも「.kyoto」のインターネットアドレスが生まれることになりました。

 従来、インターネットのトップレベルドメイン(一番最後に付くドメイン名)としては、「.com」や「.jp」、「.org」など、国名等の限定されたドメイン名しかありませんでした。昨年、トップレベルドメインを管理する米国の非営利団体「ICANN」が、地名や社名など様々なトップレベルドメイン(新一般トップレベルドメイン、新gTLD)を認めることにしたため、京都情報大学院大学が京都府の了解を得て「.kyoto」を申請していました。今般、認められたことにより、同大学は来年以降、業者を通じて府民や府内企業の申請を受け付けるとのことです。

 様々なトップレベルドメインが使えるようになった結果、商標権侵害の問題も深刻になってきます。著名なブランド名を持つ企業は、トップレベルドメイン名自体についてはもちろん、様々なトップレベルドメインの中の第2レベル以降のドメイン名についても、そのブランド名の無断使用を監視しなければなりません。

 そこでICANNは、そのような商標の監視を「Trademark Clearing house (TMCH)」(http://trademark-clearinghouse.com/)に委託することにしました。商標権者がこのTMCHに自社の登録商標を登録することにより、その登録商標と一致する文字列が第2レベル以降のドメイン名として登録された場合に通知してくれるとのことです。

まずはお気軽にご相談ください。

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