2019/11/19弁理士ブログ
廃村の紅葉
京都も紅葉シーズンに突入しつつありますが、
個人的には、京都の紅葉はほとんど見たことがありません。
紅葉の名所に押し寄せる人の多さに圧倒されてしまうからです。
そこで、十数年前にたまたまクルマで通りかかって見つけた、
人っ子一人いない(はずの)山奥にある、滋賀県内某所の
とある廃村まで、紅葉を見に行ってきました(11月16日)。
この廃村に行くためには、
急坂、且つ、クルマがすれ違うのもやっとの狭い道を通って
峠越えをしなければなりません。
下の写真は、峠から下界を撮影したものです。
分かりにくいですが、写真の真ん中あたりにうっすらと下界が見えています。
峠を越えてさらに進んでゆくと、廃村の集落の入口に到達します。
入口には大きな銀杏の木が1本そびえており、
その下には観音像と石碑があります。
石碑には、ここが集落の跡であることが刻まれています。
そして、銀杏の木越しに、紅葉が見えます。
紅葉に近づくと...
ちょうど見頃を迎えていました。
周囲には人っ子一人いません。
紅葉を独り占め...のはずでしたが、
さらに奥に進むと、
人がいました。
独り占めではなかったんですね。
小さい女の子が元気な声で「こんにちは!」と言ってくれました。