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2015/01/05弁理士ブログ

明けましておめでとうございます

 今年の京都は雪で始まりました。雪の正月は4年ぶりです。景色の一部をアルバムのページで見て下さい。

 昨年末に旧東ドイツに行ってきました。1989年のベルリンの壁崩壊から25周年であることは記事で読んでいたのですが、特に深い意味はなく、仕事でおつきあいの深いドイツの西側は以前行ったことがあるのに対し、東側が未踏であったので行ってみようと思っただけでした。

 やはりベルリンの観光の中心は、壁でした。フリードリヒ大王が好んだ宮殿等の見所もありましたが、それらの解説は客観的で遠くの話であるのに対し、壁に関する話は、自分の頭の中にある日めくりをめくるようなリアルな話でした。日単位の動きは、ドイツ大使館のHP(ベルリンの壁崩壊25周年)に詳しく解説されています。

 壁の崩壊の話は、壁の造築から始める必要があります(壁の造築も崩壊と同様に、あっという間のことだったようです)。そのためには、冷戦のことを話さねばなりません。冷戦は、熱戦(第2次世界大戦)の終結からです。その舞台となったのがベルリン郊外ポツダムの小さな宮殿でした。そして、その戦争の話はナチスの台頭から始まります。これもベルリンが舞台です。現地ガイドさんのこうした話を聞きながら、自分の頭はその時代に深く入り込んでいました。1989年という年から始まりましたので、自分の物差しで時間を遡って行けたからです。

 このように歴史を身近に感じますと、今現在の身の回りが歴史になることに気がつきます。時間の重みを感じるようになりました。歴史を作る意気込みで努力を重ねていきたいと思います。

 今年が皆様にとりまして良い年であることをお祈りしています。

小林 良平

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