誤変換
半年ほど前に、私が所内で使用していたパソコンが故障しました。
新品のパソコンを使えればよいのですが、
最近のOSでは、秘伝のマクロ(謎?)が動いてくれないので、
WINDOWS(登録商標)XPがインストールされた
中古のパソコンに交換しました。
ところがこのパソコン、
前使用者にどんな教育を仕込まれたのか、
思わず笑ってしまう漢字変換をしてくれます。
その例を紹介します。
なお、このテキストは4月1日にアップしましたが、
これから紹介する誤変換は、全て実際に起こったものです。
※以下では、入力しようとした語を『正「:○○」』、
誤変換された語を『誤:「××」』と表記します。
◎正:「国内優先」
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誤:「濃くない優先」
パソコンさん、
アメリカンの方がお好きなんでしょうか?
それにしても、
「国内優先」に一発変換できないなんて、
特許事務所のパソコンとは思えません。
◎正:「下位請求項」
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誤:「改正急行」
3月のダイヤ改正で、急行が...(どうなったのかは不明)。
特許事務所のパソコンなら、
「せいきゅうこう」と聞けば、まず
「請求項」を出してほしいものです。
◎正:「ホウ素」
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誤:「訪ソ」
20年以上も前に消滅したソ連。
もしかしたら、このおかしなパソコンも
ソ連時代の代物では?
次は、2つまとめて。
◎正:「1回のみとし」、「委任状用紙」
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誤:「1回の水戸市」、「委任城陽市」
地名がお好きなようです。
◎正:「挟んで非透過部」
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誤:「破産で人浮かぶ」
なんか恐ろしい話になってしまいました。
琵琶湖に浮かぶことにならないよう、
金銭面には気をつけようと思います。
◎正:「奇数倍」
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誤:「キス奪い」
前使用者は、一体、このパソコンで
何を書いていたのでしょうか?
このパソコン、
誤変換でいろいろ楽しませてくれましたが、
メモリ不足で増設もできず、動作が重いため、
あえなく、3月一杯で、お役ご免となりました。
今日(4月1日)から、
新しい中古XPパソコンで仕事を始めました。
動作は快適になりましたが、変換能力は未知数です。
新・中古パソコンがどのような活躍をしてくれるか、
楽しみです。
(それから、あと1年で、XPのサポートが終わってしまいます。
マクロをなんとかしなければ...。)