2009/09/02弁理士ブログ
外国業務雑感 その2
前回からの続きで申し訳ありませんが、もう少し私の話しにお付き合いください。
この前は外国業務を担当する私の1日をご紹介しましたが、
今回は、主な取引国に対する私の印象など、簡単に述べてみたいと思います。
よく「日本人は××である(××の部分は「勤勉」とか「真面目」?)」といったステレオタイプな意見を耳にしますが、これはだいたい当てはまります。
例えば、私たち日本人と一番感覚的に近いものを持っているのがドイツ人でしょうか。なんというか、「阿吽の呼吸」で物事を進められることが多いように思います。
韓国も、「近くて遠い国」などと言われますが、日本語でやりとりすることができるせいか、比較的違和感を感じません。
中国は、少しビジネスライクなところがあるような気がしますが、その反面、特に問題がなければスムーズに事が運ぶので、気持ちよく仕事ができます。
米国は、さすがに「人種の坩堝」と称されるだけあって、特許事務所ごとに、また同じ特許事務所でも担当者ごとに、非常にバラツキが多いように感じます。というわけで、ここは、一般論について述べるのは避けたいと思います。
他にもいろいろな国がありますが、それはまたいつか、お話しできればと思います。