2009/09/17特許庁
特許行政年次報告書2009年版が発行されました
・国内の特許出願件数は漸減の傾向が続き、39万件となりました。
・国際出願(PCT出願)の件数は、伸びは鈍化したものの、昨年よりも増加して2.8万件となりました。
・審査請求期間7年の時の請求期間が終了し、審査請求件数の「コブ」を越えました。これにより、審査待ち期間は最高の28か月から漸減してゆく見通しです。
・審査請求期間が7年のときは、最終審査請求率は約57%でしたが、審査請求期間が3年になった後は、最終審査請求率は約66%に上昇しています。
・2008年の特許査定率(特許件数/審査請求件数)は50.2%と、前年(48.9%)より少し上昇しました。
・実用新案登録出願件数は、存続期間延長等の振興策が採られた2005年に一旦増加しましたが、その後漸減しており、2008年は約9500件と1万件を割りました。
・意匠登録に関して、2008年の出願件数は約3.3万件で、登録率は約8割です。
・商標登録に関して、2008年の出願件数は約12万件で、登録率は約8割です。
詳細は、近々特許庁のHPにアップされます。