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2008/08/05弁理士ブログ

失敗と安心

 メカが好きなものだから、フィルムカメラの時代からカメラは何台か買い換えてきた。別に高価なものを買うというのではなかったが、一眼レフの本体ボディ+標準レンズの他、広角、望遠をいくつか買い揃え、持ち歩いていた。しかし、興味の中心がカメラ自体から被写体の方に移ってゆくときに丁度デジカメが使えるようになってきて、フィルム一眼レフは使わなくなってしまった。何と言っても、撮ってすぐに確認できるのが良かった。フィルムの時代、気に入ったシーンを撮って、家に持ち帰って写真屋に出したところが、うまく撮れていないことが後でわかり、悔しい思いをしたことが何度もある。最も悔しいのは、カメラからフィルムを出すときに失敗して、目の前で貴重なフィルム1本をパーにしてしまったときである。外国旅行などのときは泣くに泣けない。

 何か物事をしたときに、それがうまくできたかどうかを確認することは重要なことである。最近のように物事が速いスピードで進んでゆくときは、各シーンで物事がきちんと進んでいることを確認しておかないと、思わぬ結果につながることがある。そのときには「面倒くさい」と感じるかもしれないが、その後不安に過ごすよりはずっと精神的に良い。

小林 良平

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