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2022/02/01弁理士ブログ

本州最南端へ

先月、和歌山県の串本に、家族でキャンプをしに行ってきました。本州最南端に位置する串本は冬でも温暖な気候のため、私たちが行った日もコートいらずの暖かさでした。寒い寒い滋賀県から行ったのもあり、ぽかぽか陽気がとても気持ち良かったです。

私たちが串本に行ったもう一つの目的は、貝拾いです。串本の灯台近くの崖を降りたところにオゴクダ浜という場所があるのですが、そこには様々な種類の貝殻がたくさん打ち上げられていて、「貝拾いの聖地」とも呼ばれています。初めて見るような珍しい貝が見つかることも多く、貝拾いにハマり何回か行っています。今回は、時間があまりなかったので少ししか滞在できませんでしたが、久しぶりに貝拾いを楽しむことができました。

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貝にまつわる話として、ガソリンスタンドの世界ブランドである「shell」は、赤と黄色のホタテ貝のロゴマークで有名ですが、このロゴマークは、シェル社の前身の会社が、元々は貝殻を加工販売していたことに由来する、というのを聞いたことがあります。調べてみると、「同社の創始者が日本を訪れた際、横浜の三浦海岸で拾った貝がとても美しく、その貝をあしらった小箱をイギリスで販売したところ、大変好評だった。そこから、東洋の品を輸出する事業を成功させて財を成し、石油事業に進出する際、貝殻を販売していたころの初心を忘れないようにと、社名に「shell」という言葉を用い、ロゴマークにも貝殻のデザインを用いた。」とのことでした。

そんな日本にも縁のあるロゴマークが、国内ではもうすぐ見られなくなるそうです(昭和シェル石油と出光興産が経営統合し、ブランドが「アポロステーション」に一本化されるため)。シンプルなデザインながらも赤と黄色が良く目立ち、誰が見てもすぐに「あのシェルだ」と認識されるマークが姿を消すのはとても残念です。もし街で見かけたら、無くなってしまう前に一度ガソリンを入れに寄ろうかなと思います(値段が高くなければですが・・)。

岩佐 佑希子

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