2021/03/26商標
中国商標「京都宇治」無効化
テレビ、新聞等で報道されていますように、今般、茶等の商品について中国で無断で登録された「京都宇治」という商標が、京都府茶協同組合(日本で「宇治茶」という地域団体商標を所有しています。)が請求した審判により無効と判断されました。この無効審判については、同組合が弊所を通じて経験豊かな中国の特許・法律事務所に依頼したもので、コロナ禍が明らかとなる直前の一昨年(2019年)11月末に同組合をはじめ、京都府、宇治市の担当者と弊所弁理士が北京の中国国家知識産権局商標局を訪問し、「宇治」という地名が中国で商標登録されることがないような措置を講ずるよう、依頼した経緯があります。