能登半島
ゴールデンウイークに、能登半島に行ってきました。
最初の写真は、
のどかな田園風景の中を走る1輌の列車...
のように見えますが、実際には、
この車輌は走っていません。
よく見ると、車体に錆が浮いているような...。
実は、この車輌が置かれている場所は、
2005年に廃止になった
のと鉄道能登線の線路跡であり、
車輌は能登線で実際に使用されていたものです。
能登線の跡はこれだけではなく、
あちこちに残っていました。
この写真は「鵜飼駅」の跡を写したものです。
プラットホームを残して廃墟化していました。
廃墟の写真といえば、「廃墟写真事件」という
著作権侵害が争われた事件がありましたが、
GW中なので、難しい話はカットします。
話を元に戻して...。
能登線の跡は廃墟化したものばかりでは
ありませんでした。
この写真は、奥能登の中心地である珠洲市の
玄関口であった「珠洲駅」の跡を写したものです。
かつての鉄道の駅は、「道の駅」に変身しました。
プラットホーム上では、「里山市」が開催中でした。
もう1つは、山際の小高い所に設けられた、
一見すると周囲に何も無い駅の跡です。
このような所なので、荒れ果てていても
不思議ではないのですが、何故か、
小綺麗に整備されているように見えます。
その秘密は、この駅の駅名によるのかもしれません。
その駅名とは、
「恋路駅」!
これらの写真を撮っている間にも、
1組、もう1組と、2人連れがやってきましたので、
1人でさびしく来ていたおじさんは
すごすごと退散するしかありません。
「能登半島」というタイトルを付けておきながら、
廃墟の話ばかり書いてしまいましたので、
何だか能登の人に申し訳なく思います。
最後くらいは、能登のきれいな海の写真で
締めたいと思います。