2010/03/08弁理士ブログ
開花予想
息子たちが毎週、野球の練習をしているグランドの梅が満開の時期を過ぎ、桜のつぼみが膨らみ始めた。あとひと月もしないうちに見頃を迎える。
先日のニュースで、今年から気象庁が桜の開花予想を取り止めたことを知った。ここ数年は気象庁と複数の民間事業者が並行して開花予想を行っていたが、民間事業者が精度の高い開花予想をするようになり、その役目を終えたと判断したからだそうだ。
開花予想は、過去の開花日や気温の推移等を独自の計算式に当てはめて行われるという。ただし、計算式だけでは高い精度で開花時期を予想することは難しく、現地に行って実際に見た桜の状態を加味しているらしい。この辺りでも、日が良く当たる場所の桜は、日陰の桜よりも2、3日早く開花するような気がする。そのため、道1本隔てただけで開花時期が異なることがある。
桜の開花といった自然現象を高い精度で当てられてしまうのも少々つまらないと思っていたが、桜の状態を加味すると知り、何となくホッとした。