2007/07/26特許
日米特許審査ハイウェイ(試行)がPCT出願にも拡大されました
日米特許審査ハイウェイでは、日米特許庁間で、これまで、両国で審査される特許出願の審査を互いに利用することが行われてきました(試行中)。今般、その対象がPCT出願にも広げられました。
*「特許審査ハイウェイ」とは
現在、日~米、日~韓、日~英の各特許庁間で試行されています。
同一内容の特許出願が双方の国で審査される場合、先に審査が終了した国の審査資料を、他方の国においても利用しようというもので、これにより、特許庁の審査の負担が軽減されると共に、出願人にとっても、両国での審査結果を速やかに得ることができるというメリットがあります。
ただし、両国の審査結果が同じとなることまでは保証されておらず、一方の国では特許になったが他方の国では拒絶されるということもあり得ます。